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長野県岡谷市の建築設計事務所 片倉隆幸建築研究室 長野県を中心に主に住宅設計・住まいの修景リノベーション、店舗・医院の設計を手掛けています。
Takayuki KatakuraArchitect & Associates
続・里山辺の家
平成11年に完成した里山辺の家は3階建ての楽しく有機的な住まいです。
今回はそこに小さな離れを増築しました。
ファサード
平成9年の秋に設計依頼を受けてから月日が流れて20年あまり。お隣の元ブドウ畑の一部、地続きの土地をご購入されたとのご連絡をいただき、この土地の活用方法などお話しているうちに離れを増築することになりました。平成が終わる4月に工事に入り令和元年10月末に無事工事を終えました。
クライアントのNさんとも思い出の深い里山辺の家そして続・里山辺の家です。
里山辺の家竣工当時の写真と建築模型
3階建ての里山辺の家(母屋)を眺める
増築計画以前の平成29年の春、外壁を思い出深いオレンジの塗り壁から淡い色に塗り直し修景を施しました。
続里山辺の家(離れ)に設けられた裏玄関
外壁塗り壁に紅葉のあしらい
多目的に利用するフリースペースと趣味室を兼ねた寝室
勾配天井とすることでアーチェリーの練習ができる高い天井高さを確保しました。
既存との連結部分
将来ミニキッチンを置くことも視野に入れ換気扇やコンセントを配置。床下には給排水設備が備えられています。
植栽と外構
クライアントのNさんと一緒に波田町の安藤苗圃に出かけてお目にかかったシラカシ(写真左)とカツラ(写真右)を敷地東側に植えました。
南天の木は、御隣のお父様の家から移植されました。既存の南側にある一本の山紅葉と共に成長が楽しみです。
建築夕景
写真撮影・写真著作:写真家 林 安直
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