Yj邸 修景計画

 地域に根ざす米屋を営むご家族の住む古民家の修景。

どっしりとした佇まいの母屋は、時代ごとに改修を行いながら現代に至る。住まいの隣には米屋の店舗事務所と精米工場も隣接する。今回は母屋の台所、お風呂の水回りと居間を現代の暮らし向きに合うよう修景を行った。

ファサード
 天竜川の川沿いに建つ住まい。今回は手前の平屋部分を中心に修景。

修景を施した平屋部分
 基本の柱梁の骨格はそのままにわずかに庭側に増築。また母屋は骨格の補正を施した。

歴史を重ねた母屋の風格に合うように平屋部分も入母屋屋根として建築全体としてのバランスを整えた。

修景前の様子
 暮らしに合わせ増築を施されて現在に至っていた平屋部分。現代の暮らし向きに合わず、使いにくかった動線を整理し、また断熱性能を高めて快適に暮らせるよう修景を行った。

勝手口
 母屋にある玄関とは別に米屋の事務所との行き来に便利な家族のための勝手玄関を整えた。

母屋との繋ぎの空間
 今回の修景部分の平屋は断熱改修を施して快適に暮らせる空間とし、規模の大きな母屋部分の断熱改修及び修景は将来工事とする。そのため、母屋とのつなぎ部分は断熱仕様の建具で間仕切る。黒い柱梁の母屋と新しい木材の平屋部分とのトーンの対比が生まれている。

リビング
 以前は畳の和室の居間だった空間を造作ソファや壁掛けTVのある、現代的なリビングに修景。窓の開口に気を配り、明るく通気の良い空間とした。

リビングテーブル
 リビングのテーブルは空間に合うよう家具を設計した。大人数が集まってパーティーを楽しめるよう天板を拡張式にしている。

ダイニング
 今回、修景を行った平屋で三角形に突き出るように増築した部分に配したダイニング。リビングとはつながりのある空間だが、軸をずらし、天井の意匠を変えたことで、広がりを感じさせつつ、間を切り替える空間となっている。

テラス
 三角形に増築したダイニング部分と母屋との空間にテラスを設けた。天気の良い日はお茶を楽しんだり、庭を眺めたりリフレッシュ出来る空間になりました。

キッチン
 調理台はシステムキッチンを導入しました。背面のキッチン収納は要望のあった業務用ビールサーバーを組み込み家具として設計。天窓からの明るい日差しのキッチンとなっています。

洗面 / 脱衣 / 浴室
 洗面と脱衣は浴室を使用中でも洗面化粧台を使用できるように別々に設計しました。洗面化粧台、浴室は既製ユニット品を組み込みました。

写真撮影・写真著作:写真家 林 安直

片倉隆幸建築研究室
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