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修景 Ya邸

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三世代が住まう邸宅の修景。

 家族の暮らし向きの移ろいに合わせ、修景を重ね現代に至る大らかな本棟造の住まい。

基本骨格は堅牢な鉄骨造となっており、時代ごとの修景に柔軟に対応出来る間取りとなっていた。

 今回の計画では住まいの主であった御夫妻の生活の中心を1階に移し、快適で安心して暮らしていける空間へと修景を行った。

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玄関側ファサードとアプローチ
 本棟造の大屋根と低く設えられた庇。アプローチは門扉と植栽も修景の中で整えられています。敷地の一角にはご家族でお手入れされている葡萄畑も整備されています。

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ダイニングとキッチン
 以前は書斎と和室のあった空間に設けられたダイニングとキッチン。

新築時に台所のあった部分にキッチンを設け、ハッチやカップボードなど造作家具を組み込んで、快適に暮らせる家族室として設えています。

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ダイニング
 床は温かみのあるコルクタイル張り。天井は柳杉材を庭園側へと視線が流れるよう張り上げています。壁は珪藻土塗り壁仕上げ。サッシにはカーテンやブラインドの代わりにハニカム・サーモ・スクリーンを組み込み、断熱性とプライバシーを守れるよう整えています。

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庭園
 住まいの南側へは庭園が広がります。

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キッチン
 トクラスのシステムキッチンと造作家具を組み合わせて設えたキッチン。奥様の使い勝手に配慮して細部までこだわって設計を行っています。

キッチン
 キッチンの奥には一連の家事がスムーズに行えるよう洗濯機を設置するスペースも配しています。

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主寝室
 2階から1階に新たに設けた主寝室。思い入れのある家具の数々を配して、空間に馴染むよう設計を行っています。

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主寝室
 気持ちの良い窓の開口にこだわり設計を行っています。調湿性のあるタイルや間接照明でゆったりと休める空間として整えています。

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トイレ
 寝室に隣接して設けたトイレ。洗面も出来るよう大型の洗面ボールを組み込み設計しています。

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 家族の歴史を見続けてきた、25歳の猫

写真撮影・写真著作:写真家 林 安直

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