北大出の家
大正初期に建てられた旧家の建て替えのための今回の計画では、敷地の片隅に建っていた物置がわりの蔵を残し、中庭を通じて家の歴史のつながりや外部と内部のつながりを高めるよう計画している。
玄関ポーチ
低い庇と格子引き違い玄関建具に丸柱がコンクリート打ち放しの壁と調和する和の趣きの玄関。
玄関
玄関を入ると正面に中庭を挟んで本蔵が見えます。
下足室
玄関の隣に設けたウォークイン下足室。壁には敷地の紅葉の葉で彩りました。
家族室
天井はシナベニアをゆるやかに弧を描くようにデザイン。中庭を望む開口部は木製建具で設計しています。
和室
格調高い本格和風の和室としています。
子供室
中庭夕景
中庭には那智黒石が敷かれ飛び石として置かれた御影石とのコントラストによってそこはさながら池のようである。
写真撮影・写真著作:写真家 林 安直