星を眺める家

 アトリエからほど近い地元にて、道路拡張にともなう家の新築の設計依頼を受けた住まい。
夫婦に子供3人、そして車椅子生活のお父様が不自由なく生活出来るようバリアフリーを盛り込んだ住まいの計画です。子供達の"部屋から星を眺めたい"との一言から「星を眺める家」と名付けられました。

建築外観
 小さな店舗(自転車屋さん)を併用したスッキリとした住まいです。
左官仕上げの柔らかな表情の住まいに、ガルバリウム金属板葺きのモダンな店舗とコンクリート塀の対比が建築にアクセントを与えます。塀の手前の砂利部分が将来、歩道を含む道路に整備される予定となっています。

玄関アプローチ
 沿線沿いの騒音やプライバシー対策のコンクリート塀にはアクセントに赤いタイルを貼りました。赤いタイルのラインに誘われて"通り"から敷地に入り、木製扉の待つ玄関へとアプローチします。 アプローチの階段とは別動線で車椅子用のスロープも計画しています。

トップライトを設けた明るい玄関
 ホールの天井はトップライトにより南東からの光を取り入れ、常に明るく気持ち良い玄関としています。車椅子利用のため、玄関框の段差を解消できるようにオリジナルのスロープも設計しました。

リビング
 ソファやテーブルも空間に合わせてオリジナルで設計。シーリングファンの回る吹き抜けの高窓からは交通量の多い沿線沿いを忘れさせる暖かな日差しが降り注ぎます。

ダイニング・キッチン
 キッチンをⅡ型とし、シンク側のカウンターをダイニング・テーブルに対面レイアウト。冷蔵庫側のカウンターは補助カウンターとし、腰下に大容量の食器・調理器具の収納を設け、オープンキッチンながら、すっきり使い易くデザインしました。

家族室に隣接した和室
 ダイニングの隣には八畳間の和室が広がります。
障子を開くとコンクリート塀に囲まれたモダンな庭が広がります。

カバード・デッキ
 リビングと和室から繋がる、コンクリートの塀に囲まれた庭に室内から張り出すカバード・デッキは内とも外ともいえない落ち着きのある空間となります。

裏玄関
 通りの反対側に家族の裏玄関と敷地高低差を上手に利用した段差のない車椅子用出入口を計画しました。

また車椅子の動線内に洗面台を配しました。

バスルームと脱衣室
 バスルームとカーポートとの間に路地空間を設計して坪庭が生まれました。そこに植えられた株立ちの山もみじとかくれみのをバスルームから眺めることになります。

 今回の植栽も玄関まわりのシャラの木を含めクライアントと庭師の方の案内にて一緒に選んでみました。

2階ホールと子供室
 2階ホールには洗面台を計画。 また吹き抜けに面するように本棚と机を配して楽しいホビー・コーナーとしています。

子供室にはロフトを設け、天窓から夜空を眺めます。

写真撮影・写真著作:写真家 林 安直

片倉隆幸建築研究室
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