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甲斐駒を望む家

 長野県茅野市緑区の高台に位置する29.5坪の熟年夫婦の住まい。南に甲斐駒を望み、寝室・浴室などの個室を1階に見晴らしの良い2階に生活の中心となるリビングを計画しています。シンプルな"ハコの家"でローコストながら豊かな暮らし向きを実現しています。

前面道路より建築を眺める
 工業規格建築外壁材のガルスパンでプレーンな"ハコの家"を創っています。ガルスパンは端正なデザインの魅力はもちろん、断熱材が裏打ちされているので容易な施工性とともに工期の短縮も期待できます。手前の小さな箱は玄関と納戸の"ハコ"です。

玄関
 右手に玄関、左手に納戸が配されています。

オリジナルの暖炉が出迎える玄関土間
 ゆったりとした土間は玄関としてだけでなく、趣味や応接など多目的に使うことができます。鮮やに黄色に塗られた螺旋階段も空間のアクセントになっています。

玄関ホール
 この住まいは2階にLDK、1階に個室の上下逆転のプランとなっています。1階の玄関ホールを介して個室へと続きます。

らせん階段
 黄色の鉄骨らせん階段を登るとLDKが広がります。

2階のリビング
 螺旋階段を登ると畳コーナーのある2階のリビングが広がります。

ダイニング
 螺旋階段を登った一角にダイニングを配しています。ダイニングの奥はキッチンを配置しています。

ダイニング
 ダイニングテーブルは以前の住まいで使用していたものを拡張できるように改良して移設再利用しています。

キッチン
 以前に住まわれていた家のシステムキッチンを移設したキッチン。シンク部分には新たに水切りオープンカウンターを設けました。

リビングより甲斐駒を望む
 オリジナルの木製建具の開口部が甲斐駒を望む風景を切り取ります。

写真撮影・写真著作:写真家 林 安直

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